学部学科 | 仏教学専攻 | ||
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科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | ケアの心理学Ⅰ | ||
担当教員 | 44 | ||
単位 | 2 | ||
開講時期 | 春学期 | ||
成績評価の基準 | レポート課題 (20%)、定期試験 (80%) | ||
教科書 | 特に指定しません。 | ||
参考文献 | スーザン・ホークセマ他著 内田一成訳『ヒルガードの心理学』金剛出版 霜山徳爾監修・鍋田恭孝編『心理療法を学ぶ』有斐閣選書 河合隼雄『カウンセリングの実際問題』誠信書房 山中康裕『少年期の心』中公新書 | ||
授業方法 |
授業概要 | この授業を履修する学生の多くが「心理学って面白そう」「心理学に興味があります」と口にします。 そんな学生たちに<では心理学ってどういうイメージ?>と尋ねると、千差万別な答えが返ってきます。おそらく今このシラバスを見ている皆さんの中にもいろいろな『心理学』のイメージがあることでしょう。 この講義では『こころの科学』としての心理学の考え方に学生自身が実際に触れてみるところから始めていきます。 そこでの体験を通じて、『心理学』や『こころ』あるいは『人間』についての理解が深まることが望まれます。 同時にその理解にも限界があること、その上で『こころ』や『人間』にどのように接していくことができるのかについて一緒に学びます。 |
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | オリエンテーション:講師自己紹介 / 授業についての説明 / 受講者自己紹介 | ||
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2 | 主観と客観①:錯視 / 重さの弁別実験 |
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3 | ビデオ鑑賞―黒澤明 『羅生門』: |
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4 | 主観と客観②:客観性と主観性 / 心理学の2つの方向性 |
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5 | こころの構造モデル―‘私’について |
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6 | こころの構造モデル―意識と無意識 |
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7 | こころの構造モデル―コンプレックス |
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8 | こころの構造モデル―防衛機制 |
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9 | ビデオ鑑賞―チャールズ・チャップリン『ライム・ライト』① |
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10 | ビデオ鑑賞―チャールズ・チャップリン『ライム・ライト』② |
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11 | パーソナリティ①:人格と性格 / (レプテスト) |
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12 | パーソナリティ②:心理テスト |
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13 | 自分と他者という関係性 |
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14 | 自分と他者との会話①:コミュニケーション / コーチング |
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15 | 自分と他者との会話②:心理療法(カウンセリング) |
注意事項等 | 授業の内容や進め方については受講生と相談の上、変更する場合もあり得ます。 『ケアの心理学Ⅰ』では主に心理学や臨床心理学に重点を置いて学びます。 発展的学習の為に、秋学期開講の『ケアの心理学Ⅱ』も合わせて受講して下さい。 |
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