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ケアの心理学Ⅱ - 講義詳細
| 学部学科 | 仏教学専攻 | ||
|---|---|---|---|
| 科目種別 | 専門教育科目 | ||
| 科目名 | ケアの心理学Ⅱ | ||
| 担当教員 | 44 | ||
| 単位 | 2 | ||
| 開講時期 | 秋学期 | ||
| 成績評価の基準 | レポート課題 (20%)、定期試験 (80%) | ||
| 教科書 | 特に指定しません。 | ||
| 参考文献 | ミルトン・メイヤロフ『ケアの本質』有斐閣選書 渡辺俊之『ケアの心理学』ベスト新書 山中康裕『老いのソウロロギー（魂学）』有斐閣 | ||
| 授業方法 | |||
| 授業概要 | 我々はしばしば、お年寄りが電車に乗って来たので黙って席を譲る、気落ちしている人に「頑張って！」と励ます…といったことをしています。しかし、ある人にそれはとても感謝されることかも知れませんが、別のある人にとってはあまりありがたいことではないかも知れません。ケアの場面でも同様に、ある人にとって喜び感謝されることが、別のある人にはそうではないことがよく起こります。 この講義では『このような時にはこうすればよい』といった『How to』ではなく、『このような時にはこう考えられる。しかし、こうも考えられる』といった視点を提示します。受講生がケアの場面などで『こう考えられる。しかし、こうも考えられる』といった多様な視点を持てるようになることを目標とします。 | ||
|---|---|---|---|
| 授業計画01 | 授業計画 | ||
|---|---|---|---|
| 1 | オリエンテーション―ケアとは？ | ||
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| 2 | ビデオ鑑賞：松井久子監督『折り梅』① ※レポート課題を出します。 |
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| 3 | ビデオ鑑賞：松井久子監督『折り梅』② ケアする側の心理①―動機 |
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| 4 | ケアする側の心理②―ケアをする時に生じる正の感情 | ||
| 5 | ケアする側の心理③―ケアをする時に生じる負の感情 | ||
| 6 | ストレスマネジメント ビデオ鑑賞：『認知症の人から学ぶ』 |
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| 7 | ケアを受ける側の心理①―喪失体験と心理的葛藤 | ||
| 8 | ケアを受ける側の心理②―ケアを受ける時に生じる正の感情 | ||
| 9 | ケアを受ける側の心理③―ケアを受ける時に生じる負の感情 | ||
| 10 | ケアにおける人間関係 | ||
| 11 | 老い | ||
| 12 | 認知症 | ||
| 13 | ビデオ鑑賞：黒沢明監督『生きる』① | ||
| 14 | ビデオ鑑賞：黒沢明監督『生きる』② ※レポート課題を出します。 |
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| 15 | 臨死者の心理：シシリー・ソーンダース ／ キューブラー・ロス | ||
| 注意事項等 | 授業の内容や進め方については受講生と相談の上、変更する場合もあり得ます。 基礎学習の為に、春学期開講の『ケアの心理学Ⅰ』も合わせて受講して下さい。 なお、『ケアの心理学Ⅱ』ではケアの場面で生じうる心理的様相に重点を置いて講義します。 『ケアの心理学Ⅰ』を履修されていない方については履修を認めない場合もあります。事前に担当教員に相談してください。 | ||
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