学部学科 | 仏教保育専攻 | ||
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科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | 子どもの食と栄養 | ||
担当教員 | 須田 あゆみ | ||
単位 | 2 | ||
開講時期 | 秋学期 | ||
成績評価の基準 | 平常点(30%)、実習記録・提出物(30%)、試験(40%)の総合評価。 | ||
教科書 | 使用しない。毎回プリントを配布します。 | ||
参考文献 | 「子どもの食と栄養」中央法規出版 「子どもの食と栄養」中山書店 「ちかちゃんのきゅうしょくー食物アレルギーのおはなし」かもがわ出版 その他、食に関する絵本や紙芝居、エプロンシアターも紹介。 | ||
授業方法 |
授業概要 | 子ども達を取り巻く食環境は大きく変化し、栄養の偏り、欠食、肥満、コ食等、様々な事柄が問題となっています。食べる事は心と体を育むことであり、幼少時の食環境はその後の人生に大きく影響します。そこで授業ではまず、食べることの基本(何をどのように食べるのか、なぜ食べるのか)を学び、その上で子どもの発育・発達に応じた食の営みについて理解を深めます。食べることは身近ゆえ、接する保育者の考え方や生活態度が自ずと子ども達に伝わります。そのため自らの食生活を見直すとともに、食に対する考え方を広げてほしい。人間の基礎作りの基盤に食があります。授業を通して食の多様性、大切さを理解し子どもの食生活を適切かつ豊かにできるような知識と実践態度を身につけてください。 <到達目標>食べる事は心と体の健康に欠かせないものであることが分かる。子どもの発育・発達に合わせた食事と注意すべき点が分かる。衛生面や安全面、食物アレルギーに対して配慮すべき点が分かる。自分の健康管理(栄養・体調管理)ができる。行事食や食材に興味をもち、食事の楽しさや食べる事の意味を子どもや保護者に伝える事ができる。 |
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | 子どもの健康と食生活の意義(食生活の現状と課題) | ||
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2 | 栄養に関する基礎知識 | ||
3 | 食生活に関する基礎知識 | ||
4 | 子どもの発育・発達と食生活―乳児期の食と栄養 |
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5 | 子どもの発育・発達と食生活―離乳期の食(機能面) | ||
6 | 子どもの発育・発達と食生活―離乳期の食(栄養面) |
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7 | 子どもの発育・発達と食生活-幼児期の食と栄養 | ||
8 | 乳児期から幼児期までのまとめ、食物アレルギーについて |
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9 | 実習1:調理の基本および調乳実習 |
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10 | 実習2:離乳食 | ||
11 | 子どもの発育・発達と食生活―学童期の食と栄養 | ||
12 | 食育の基本と内容、児童福祉施設における食事と栄養 | ||
13 | 特別な配慮を要する子どもの食と栄養 |
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14 | 実習3:幼児の間食(おやつ)、アレルギー対応食 |
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15 | まとめ |
注意事項等 | 小さな課題を授業時に出しますので期限を守って提出してください。食に関する保育者の視点が子どもに大きく影響します。自分の周りにある食べ物の育ちや食卓の裏側、自分の身体の調子や生活リズムを振り返りながら授業に取り組んでください。 |
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