学部学科 | 仏教保育専攻 | ||
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科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | 子どもの保健Ⅰ | ||
担当教員 | 106 | ||
単位 | 2 | ||
開講時期 | 春学期 | ||
成績評価の基準 | 学期末の定期試験60% (定期試験は100点満点) 平常点40% (授業への取り組み・態度、毎回提出のリアクションペーパー記入内容などで判断) | ||
教科書 | 服部右子・大森正英編 『図解 子どもの保健Ⅰ 改訂版』 みらい | ||
参考文献 | 特になし | ||
授業方法 |
授業概要 | 本講義では、子どもの保育(あるいは教育)に携わる者として、身につけておくべき最低限の基礎知識を中心に学習する。特に本講義でも取り上げる子どもの「発育・発達」、「生活習慣」、「栄養」は、すべて子どもの生活とリンクする。本講義の内容を正しく理解することで、子どもが集団生活を送る保育現場において、何/どこに注意し、自分/保育現場では何ができるかを考え、保育者として適切な行動ができるようになることを目的とする。
具体的な到達目標は以下の通りである。
(1)子どもとはどのような存在か、またその子どもに対する保育者の役割とはどのようなものかを、子どもの成長、安全、健康などの側面から考えられるようになること。
(2)子どもの発育・発達を学び、成長段階に合わせた保育の仕方を習得すること
(3)子どもの生活環境の重要性を知り、保育現場(環境)の在り方を検討できる視点を会得すること。
(4)子どもの栄養を学び、子どもの健康を保つための栄養摂取のあり方とその重要性について理解できるようになること。
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | 本講義(子どもの保健)の概要(受講上の諸注意含む)と目的 / 子どもの保健の重要性 | ||
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2 | 子どもの定義と特徴 |
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3 | 子どもの発育・発達① 身体の発育・発達 | ||
4 | 子どもの発育・発達② 生理機能の発達[1](循環機能・呼吸機能・消化機能) | ||
5 | 子どもの発育・発達③ 生理機能の発達[2](排泄機能・免疫機能・体温調節機能) | ||
6 | 子どもの発育・発達④ 運動機能の発達(反射運動・全身運動・微細運動) | ||
7 | 子どもの発育・発達⑤ 精神機能の発達(知覚/認知・ことば・情緒・社会性・精神) | ||
8 | 子どもを取り巻く生活環境① 環境と生きる力 胎児と母体環境 家庭環境 | ||
9 | 子どもを取り巻く生活環境② 地域環境 自然環境 環境教育の重要性 | ||
10 | 子どもの栄養① 小児期の栄養の特徴 | ||
11 | 子どもの栄養② / 子どもにとっての生活習慣① 乳児期、幼児期の栄養と健康 子どもの病態と栄養の関係性 食習慣の重要性 |
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12 | 子どもにとっての生活習慣② 排泄習慣の重要性 清潔習慣の重要性 衣服・寝具・遊具などの取り扱いと子どもの健康 |
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13 | 子どもにとっての生活習慣③ 睡眠習慣の重要性 |
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14 | 子どもの発達障害 発達障害の定義 発達障害の特徴 | ||
15 | 授業全体の振り返り (補足説明など) |
注意事項等 | 講義の理解状況を把握し、また講義内容を習得できるようにするために、毎回の講義でリアクションペーパーの作成と提出を求める。各受講生が、自分自身の「子ども期」を振り返りながら受講することで、より具体的な「子ども」への理解や「子ども期」の意義について考えること。 |
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