学部学科 | 仏教学専攻 | ||
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科目種別 | 基礎教育科目 | ||
科目名 | コミュニケーションⅠ〈仏教・ライフ〉 | ||
担当教員 | 112 | ||
単位 | 2 | ||
開講時期 | 春学期 | ||
成績評価の基準 | 授業参加度 20%、提出物 30%、期末考査 50% | ||
教科書 | 教科書はありません。講義の際にプリントを配布いたします。 | ||
参考文献 | 参考書は、講義の際に紹介します。 | ||
授業方法 |
授業概要 | コミュニケーションという言葉がもともとは「共有の」を意味するラテン語のcommunisを語源としているように、コミュニケーションの方法を学ぶことは、存在の共同性について、言い換えればヒトの「共感」、「信頼」のあり方について学ぶことです。本講義では、「共感」、「信頼」をキーワードとして、「対話」を円滑に進めるための技術を習得することを目的とします。 |
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | ガイダンス: コミュニケーションとはなにか? 授業の内容と評価の説明を行い、コミュニケーションの基礎概念について説明します。 |
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2 | コミュニケーションの成立基盤:「共感」ハタネズミから人間まで 様々な動物のコミュニケーションと、人間のコミュニケーションの特殊性について説明します。 |
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3 | 言葉はなぜ誤解を生むのか?:言葉で伝えることができないこと 言葉を使用することによって生まれる誤解について、言語の特徴や限界を解説します。 |
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4 | ラポール(信頼関係)について 円滑なコミュニケーションのために必要な「信頼関係(ラポール関係)」について説明します。 |
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5 | 非言語的コミュニケーション1:表情、身体動作、かかわり技法 対面コミュニケーションにおける、表情や身体の動きの重要性について解説します。 |
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6 | 非言語的コミュニケーション2:空間行動、接触 対面コミュニケーションにおける、相手との距離や接触の意味について解説します。 |
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7 | リフレーミング:短所は長所 考え方の枠を別の角度から捉え直すこと(リフレーミング)のコミュニケーションにおける意義を説明します。 |
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8 | コミュニケーションを通した自己理解 コミュニケーションを通して自己理解をどのように深めることができるのか説明します。 |
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9 | 「自己開示」の技法:自己アピールとは何が異なるのか 相手から信頼を得るための「自己開示」の方法について解説します。 |
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10 | アサーティブコミュニケーション:自分も相手も尊重する表現 円滑なコミュニケーションをとるための、アサーションという考え方について説明します。 |
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11 | アサーションスキル1: 話を「聴く」とはどういうことか 相手の話を聞くための「傾聴」という技術について解説します。 |
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12 | アサーションスキル2:「NO」を伝えるために 自身も相手も傷つけないような断りの方法について解説します。 |
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13 | ロールプレイ(説明と練習) 特定の状況を設定したロールプレイを通して、これまでに学習した知識や方法を実践します。 |
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14 | ロールプレイ(実践) | ||
15 | 講義のまとめ |
注意事項等 | コミュニケーションIを受講した学生は、引き続きコミュニケーションIIを受講してください。 |
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