学部学科 | 仏教学専攻 | ||
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科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | 基礎経済学Ⅰ | ||
担当教員 | 130 | ||
単位 | 2 | ||
開講時期 | 春学期 | ||
成績評価の基準 | 平常点(授業への取り組み姿勢) 30%、授業期間中の3回のレポート 30%、期末試験:40% | ||
教科書 | 必要に応じてプリント(資料・データ)を配布します。 | ||
参考文献 | 授業中に指示します。 | ||
授業方法 |
授業概要 | 「基礎経済学Ⅰ」では、日本や世界各国の経済活動、経済問題を事例に、それを理論的、実証的に捉える学問である「経済学」を学んでいきます。私たちの日常生活と社会経済の動きは密接に関連しています。ですが、そのことを深く考える機会はあまり多くないでしょう。本講義の目標は「私たちが生きる社会経済がどのような構造をしているのか」「なぜ問題が起きてしまうのか」を理解し、他者に説明できるようになることです。そして、それらの知識や理論を用いて「どうすれば豊かに暮らしてことができるか」「どうすればより良い社会をつくることができるか」そして「そのために自分ができることは何か」を自立的に考える力を身に付けることを、学習上の最大の目標とします。 |
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | 「経済学」とは何か? ―私たちの生きる経済の理を学ぶ- | ||
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2 | 「市場」で交わる需要と供給 ー商品の価格の決まり方を学ぶー | ||
3 | なぜ人は「貨幣」を持つのか? ーお金と利子の役割を学ぶー | ||
4 | 「労働」と「失業」を考える ー働くとはなんだろうか?ー | ||
5 | 企業はどのように生産量を決めているか? ー企業の生産理論を学ぶー | ||
6 | 私たちはどのように消費量を決めているか? ー消費選択の理論を学ぶー | ||
7 | 物価上昇が続くと何が起こるか? -インフレとデフレの影響を学ぶ- | ||
8 | なぜ「経済政策」が必要か? ー財政・金融政策の効果と限界を考えるー | ||
9 | なぜ「税金」を納める必要があるのか? ー国家財政の持続可能性を考えるー | ||
10 | 「社会保障」とは何か? ー社会保障制度の歴史と精神を学ぶー | ||
11 | 不確実性の下での行動選択 ー保険の存在理由を学ぶー | ||
12 | 国際貿易のメリットとは何か? ー世界貿易の現状と課題を学ぶー | ||
13 | 国際収支と為替レートの仕組みを学ぼう ー国際マクロ経済学入門ー | ||
14 | 「経済成長」を光と影 ー急激な経済成長がもたらすものー | ||
15 | 地球環境問題の経済的リスク ーどうすれば環境問題を解決できるか?ー |
注意事項等 | 基礎経済学Ⅰ(春)の内容は、基礎経済学Ⅱ(秋)で学ぶ内容の初級編となっていますので、可能であれば「基礎経済学Ⅰ・Ⅱ」合わせて登録することを推奨します。その方が理解が深まり、学習が容易となります。回ごとの授業の内容、進行速度については、受講者の習熟度や要望に応じて、調整する場合もあります。 |
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