学部学科 | 仏教学専攻 | ||
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科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | 経営管理論Ⅱ | ||
担当教員 | 児玉 英明 | ||
単位 | 2 | ||
開講時期 | 秋学期 | ||
成績評価の基準 | 授業期間中の小テスト、レポート 50%、定期試験 50% | ||
教科書 | 土屋守章『現代経営学入門』新世社、1994年。(2376円) | ||
参考文献 | 特になし。 | ||
授業方法 |
授業概要 | 授業概要 経営管理論Ⅱでは『現代経営学入門』の3.3「経営戦略論の登場」から5.4「基盤技術の転換」までを学習します。第3章は「転換期の企業経営」、第4章は「企業戦略と経営組織」、第5章は「ハイテク産業の競争戦略」がテーマです。 かなりゆっくりしたペースで授業を進めます。経営管理論Ⅰと経営管理論Ⅱを合わせて履修すれば、編入試験や大学院試験で出題される経営学のテーマを、一通り、学習できます。 到達目標 1.経営管理に関する基礎的なテーマや用語を説明することができる 2.経済・経営に関する新聞記事をひとりで調べ、レポートにまとめ、発表することができる |
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | 経営戦略論の登場 「経営管理から経営戦略へ」「戦略の意味」「戦略の形成」 |
2 | 事業領域の選択1 「経営戦略の構造」「分業の組み替え」「事業領域の拡大(垂直構造)」 |
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3 | 事業領域の選択2 「事業領域の拡大(経営多角化)」「事業領域の地域的拡大(グローバリゼーション)」 |
4 | 競争の戦略1 「企業間の競争」「潜在的競争の脅威」「日常的な改善効果」 |
5 | 競争の戦略2 「量産効果」「経験曲線効果」「稼働効果と競争戦略」「フレキシブルな事業活動」「製品差別化の推進」「特定ニーズへの絞り込み」 |
6 | 組織は戦略に従う1 「仕事の分担と権限の関係」「ルースな連合」 |
7 | 組織は戦略に従う2 「管理的統合」「デュポン社の組織改革」「経営多角化と事業部制」 |
8 | 経営多角化の論理1 「経営多角化とよろずや的経営」「事業部制とROI(投資利益率)」「ROI重視の経営の問題点」 |
9 | 経営多角化の論理2 「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントとコングロマリット」 |
10 | 経営多角化の論理3 「1980年代の企業買収」、「リストラクチャリング」 |
11 | コーポレート・ガバナンス(日米比較)1 「年金基金社会主義(アメリカ)」「企業間の株式持ち合い(日本)」「持ち合いの弊害(日本)」 |
12 | コーポレート・ガバナンス(日米比較)2 「インペイシャント・マネー(アメリカ)」「企業買収を促進した年金基金(アメリカ)」 |
13 | コーポレート・ガバナンス(日米比較)3 「企業の統治機構」「エイジェンシーの理論」「売り逃げられない投資家」「日本における企業観」 |
14 | ハイテク産業の競争戦略1 「経験曲線効果」「半導体」「シリコンサイクル」 |
15 | ハイテク産業の競争戦略2 「業界標準」「基盤技術の転換」 |
注意事項等 | 本授業は上級講座です。「経営学入門」「マーケティング入門」「経営管理論Ⅰ」を履修済であることが望ましいです。編入学、大学院を希望する学生は「経営管理論Ⅰ」「経営管理論Ⅱ」を合わせて受講してください。『現代経営学入門』を精読することで、経営戦略論、経営組織論の主要なテーマを学習します。編入学、大学院を希望する学生は、授業後に、個別面談に来てください。 |
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