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書道・書道史 - 講義詳細
| 学部学科 | 仏教学専攻 | ||
|---|---|---|---|
| 科目種別 | 専門教育科目 | ||
| 科目名 | 書道・書道史 | ||
| 担当教員 | 菅田 祐凖 | ||
| 単位 | 2 | ||
| 開講時期 | 春学期 | ||
| 成績評価の基準 | 提出作品 40％、取り組み姿勢 40％、レポート 20％ | ||
| 教科書 | 唐・虞世南『孔子廟堂碑』（中国法書選32／二玄社） 書道史は、随時資料プリントを配布する。 | ||
| 参考文献 | 唐・虞世南『孔子廟堂碑』（中国法書ガイド32／二玄社）、他随時授業で紹介。 | ||
| 授業方法 | |||
| 授業概要 | 意思伝達手段の多種多様に進歩発達した現代にあって、「書を学ぶ」意義はどこにあるのか。前一世紀、「書は心画なり」とは文人楊雄の言葉。三千五百年の文字の歴史の中に、書が意思伝達ということのみならず、そこに時間空間の芸術を表現しつつ、深い精神性を伝えてきたところにあると言える。書は、東洋が世界に誇り得るすばらしい文化芸術であり、精神である。 春学期、唐・虞世南『孔子廟堂碑』の臨書を通して楷書の基本を学ぶ。『孔子廟堂碑』は、欧陽詢『九成宮醴泉銘』と共に楷法の極則の双璧と目視され、品位において「唐朝第一」と評されてきた。その外柔内剛、正中の奇の妙をも感得する。及び、日本・中国書道史。 受講を通して、これまでの固定観念を離れた、「書」という新世界への突破口の機会になればと思う。 | ||
|---|---|---|---|
| 授業計画01 | 授業計画 | ||
|---|---|---|---|
| 1 | 書道概論 | ||
|---|---|---|---|
| 2 | 文房四宝 | ||
| 3 | 楷書の基本的用筆 | ||
| 4 | 『孔子廟堂碑』19頁「地平」・臨書 | ||
| 5 | 『孔子廟堂碑』19頁「天成」・臨書 | ||
| 6 | 『孔子廟堂碑』29頁「玄風」・臨書 | ||
| 7 | 『孔子廟堂碑』30頁「黄道」・臨書（課題変更あり） | ||
| 8 | 『孔子廟堂碑』3頁「玄妙之境」・臨書 | ||
| 9 | 『孔子廟堂碑』12頁「潤江海欺」・臨書（課題変更あり） | ||
| 10 | 『孔子廟堂碑』6頁「膺五緯之精」・臨書（課題変更あり） | ||
| 11 | 自運創作 | ||
| 12 | 中国書道史・文字の創成から五書体の成立変遷 | ||
| 13 | 中国書道史・唐の四大家から呉昌碩まで | ||
| 14 | 日本書道史・神代文字から仮名の成立まで | ||
| 15 | 日本書道史・中世から現代まで | ||
| 注意事項等 | 書道用具一式及び半紙の用意。墨汁は書道の心を学ぶ上から許可しない。必ず墨及び硯を用意のこと。 | ||
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