学部学科 | 仏教保育専攻 | ||
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科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | 保育内容・表現B | ||
担当教員 | 小林 志保 | ||
単位 | 1 | ||
開講時期 | 秋学期 | ||
成績評価の基準 | レポート試験(50%)、模擬保育の指導内容(30%)、授業内における勉学姿勢(20%) | ||
教科書 | 授業中に適宜資料を配布する | ||
参考文献 | 『幼稚園教育要領解説』(文部科学省、フレーベル館、2018) | ||
授業方法 |
授業概要 | (授業の概要) 幼稚園教育要領、保育所保育指針に基づき、「発達に合わせた表現」「遊びを通しての指導」等の方法的特質と、領域「表現」のねらい及び内容について実践的に学ぶ。具体的に保育現場で行われている保育(表現遊び)実践ビデオを視聴し、「ねらい」と「内容」そして「指導・援助方法」を理解し、幼稚園教育における評価の考え方を理解した上で、指導案を作成し模擬保育を行い、振り返りを行うことで省察力を身に付ける。また、子育て支援、小学校や地域・保護者との連携など、様々な視点から保育を捉え、幼児の心情、認識、思考及び動き等を視野に入れた保育構想の重要性を理解できるように学習を進めていく。 (テーマ) 幼児教育において育みたい資質能力を理解し、「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「認定こども園教育・保育要領」に示された領域「表現」のねらい及び内容について背景の専門領域と関連させて理解を深め、幼児の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を構想する方法を身に付ける。 (到達目標) 1.「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「認定こども園教育・保育要領」に示された幼稚園教育の基本を踏まえ、領域「表現」のねらい及び内容を理解する。 2.幼児の発達や学びの過程を理解し、領域「表現」に関わる具体的な指導場面を想定して保育を構想する方法を身に付ける。 3.領域「表現」に関わる幼児が経験し身に付けていく内容を学び、他の領域との関連性及び小学校の教科等とのつながりを理解する。 4.模擬保育とその振り返りを通して、保育・指導を改善する視点及び省察する力を身に付ける。 |
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | 領域「表現」のねらい及び内容と指導上の留意点 |
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2 | 領域「表現」の「育みたい資質・能力」の3つの柱の理解 |
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3 | 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」と領域「表現」との関連 |
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4 | 乳児における「身体表現遊び」の実践と指導上の留意点 |
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5 | 幼児における「身体表現遊び」の実践と指導上の留意点 |
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6 | 乳幼児と保護者を対象にした表現遊びの実践と指導上の留意点 |
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7 | 異年齢を対象にした表現遊びの実践と指導上の留意点 |
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8 | 模擬保育の「指導案の構造理解」「指導計画づくり」 |
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9 | 模擬保育の実施(1)「教材」の効果的活用 |
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10 | 模擬保育の実施(2)ICTを活用した「振り返り」 |
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11 | 模擬保育の実施(3)全体協議での「振り返り」 |
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12 | 乳児における「造形的表現活動」の実践と指導上の留意点 |
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13 | 幼児における「造形的表現活動」の実践と指導上の留意点 |
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14 | 幼稚園教育における評価の考え方 |
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15 | 小学校の教科や生活とのつながりの理解 |
注意事項等 |
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