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図画工作Ⅱ - 講義詳細

学部学科	仏教保育専攻
科目種別	専門教育科目
科目名	図画工作Ⅱ
担当教員	辻本恵
単位	1
開講時期	秋学期
成績評価の基準	課題作品50％、レポート30％、材料、道具、授業準備20％
教科書	使用しない。
参考文献	特になし。
授業方法

授業概要	■講義概要：領域「表現」の指導に関する子どもの表現や子どもの発達について理解を深めていきます。子どもの感性や創造性を豊かにするために、子どもの発達過程に応じた素材や題材を扱った表現遊び・制作を通した子ども体験を重ね、創造の喜びを味わいながら造形能力や感性を高めていくとともに、造形活動の基礎的能力である材料・用具の使用法や活用法を主体的に修得し、共感的な子ども理解を深め、それを生かした指導力・環境構成力を身につけていきます。 ■到達目標：・幼稚園教育・保育の内容を理解し、子どもの豊かな遊び体験を展開できる知識や技術を習得します。・様々な素材に触れ、表現活動に関する知識や技術を習得します。・表現活動に関わる教材等の作成及び活用を通して、環境構成力、実践的造形教育指導力の習得を目指します。

授業計画01	授業計画

1	オリエンテーション　子どもの絵のよさを読み取る（子どもの絵を鑑賞しよう）
2	子どもの造形心理（子どもの絵の鑑賞、模写を通して子どもを知ろう）
3	子どもの造形の発達過程と特徴
4	見立て遊び（平面表現を生かして切り取ったり、組み合わせたり、加筆してみよう）
5	コミュニケーションワーク（お絵かきでおしゃべりしよう）
6	感触遊び（トイレットペーパーで遊ぼう）
7	素材で遊びを開く（様々な素材を使って作ろう）
8	生活素材でアート（身近な生活素材を使って作ろう）
9	自然素材でアート（身近な自然素材を使って作ろう）
10	ごっこ遊びと造形（作って遊ぶ、遊びを支援する造形指導、制作）
11	季節、行事、文化と造形（季節の行事に向けた活動の支援を考える）
12	造形活動デザインを考える（指導計画を創案してみよう）
13	造形活動デザインを考える（指導計画を発表しよう）
14	造形活動デザインを考える（指導計画を発表しよう）
15	子ども理解と造形指導、環境づくり　まとめ

注意事項等	絵を描いたり、ものをつくったりすることが苦手でも大丈夫です。子どもの素直な気持ちを読み取り、子どもの豊かな表現を育み、感動を形に表していく過程こそ保育者に求められるものです。造形知識だけでなく、表現を引き出し、共感し、楽しさや喜びを共有できる保育者の感性を開いていきましょう。身体に残る体験や感動・表現したくなる体験を保育の中で展開できるよう、自分自身が本授業を通して学びながら心を開き、楽しんで表現してみましょう。

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