学部学科 | 仏教学専攻 | ||
---|---|---|---|
科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | 基礎経済学Ⅱ | ||
担当教員 | 姜 紅祥 | ||
単位 | 2 | ||
開講時期 | 秋学期 | ||
成績評価の基準 | 平常点:50% | ||
教科書 | 姜紅祥 著『戦略的資産獲得と中国の対外直接投資』晃洋書房、2020年、4800円+税、ISBN:978-4-7710-3366-5 | ||
参考文献 | なし | ||
授業方法 |
授業概要 | 講義概要 本講義は、経済学の基本知識を習得するとともに、聴解、会話、読解、文章作成といった総合的なコミュニケーション能力を高めることを目的とします。目的を達成するため、テキストの輪読、会話や議論、レポートの作成と発表を通じて経済学の基礎知識の習得、思考・分析能力、文章表現能力を深めていきます。講義内容もミクロ経済学から国際経済学の基礎知識に広めていき、外国為替、国際貿易、国際投資に関わる最新の経済事情を取り上げます。したがって本講義は、国際視野を持つグローバルな人材になるための第一歩でもあります。 到達目標 ①新聞やテレビの経済記事や報道を理解できること ②ミクロ経済学と国際経済学の基本知識を習得すること ③経済関連のレポートを作成できること 講義方法 基本的に、前半は講義と討論の形で展開し、外国為替、国際貿易や国際投資分野を中心に行います。新聞や雑誌の最新記事を活用しながら国際経済の基本知識を習得します。後半はテキストの輪読や討論、課題レポートの完成と発表を通じて進めます。必要に応じてDVDなどの教材も活用します。 授業時間外における予・復習などの指示 最新の経済事情を把握するため、新聞を毎日読んでほしいです。テキストの予習と復習を必ず行いましょう。 |
---|
授業計画01 | 授業計画 |
---|
1 | オリエンテーション | ||
---|---|---|---|
2 | 分業の利益、グローバル・バリューチェーン | ||
3 | 輸出入、比較優位と貿易の利益 |
||
4 | 貿易の勝ち組と負け組、貿易摩擦 | ||
5 | 関税と非関税障壁、WTOと FTA、グローバリゼーション と地域統合 | ||
6 | 国際金融機関(IMF、世界銀 行)の歴史と役割、アジア開 発銀行とアジアインフラ投資 銀行、国際通貨と金融危機 | ||
7 | 外国為替市場と為替レート、為替リスクと国際貿易・投資 、円高の影響と市場介入 |
||
8 | 国際資本移動、国際間接投資と直接投資 |
||
9 | 国際直接投資の諸理論(資本移動論、内部化理論、国際化 理論、PLC理論、折衷理論) |
||
10 | 日本の海外直接投資と企業のグローバル展開 |
||
11 | 途上国の海外直接投資と経済成長 |
||
12 | 中国の海外直接投資と戦略的資源獲得 |
||
13 | レポートの作成と提出、個人発表と議論① |
||
14 | レポートの作成と提出、個人発表と議論② | ||
15 | レポートの作成と提出、個人発表と議論③ まとめ |
注意事項等 | 履修上の注意・担当者からの一言 |
---|