学部学科 | 仏教学専攻 | ||
---|---|---|---|
科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | 経営学入門 | ||
担当教員 | 児玉 英明 | ||
単位 | 2 | ||
開講時期 | 春学期 | ||
成績評価の基準 | 小テスト50%、定期試験50% | ||
教科書 | プリントを配布する。 | ||
参考文献 | 池上彰『会社のことよくわからないまま社会人になった人へ』海竜社、2014年。(1620円) | ||
授業方法 |
授業概要 | 【授業概要】 「経営学入門」は、学生との対話を重視した双方向型の授業である。学生との質疑応答を重視し、経済・経営の勉強が苦手な学生でも、大学入門レベルまで到達することを目指す。授業では企業に関する基礎的な内容を復習する。池上彰『会社のことよくわからないまま社会人になった人へ』をテキストにして、その内容を学生との対話を繰り返しながら確認していく。また、授業内で小テストおよび個別指導の時間を設けることで、経済・経営に関する基礎的な知識の定着を図る。後半は日本、中国の経済の歴史をふまえ、QRコード決済、BPO(Business Process Outsourcing)といった経営に関する時事問題に取り組む。 【到達目標】 1.勉強に自信がない学生を対象に、中学・高校レベルの復習から始めて、大学入門レベルに到達することができる。 2.経営戦略、経営組織に関する基礎的なテーマや用語を説明することができる。 3.経済・経営に関する新聞記事をひとりで調べ、レポートにまとめ、発表することができる |
---|
授業計画01 | 授業計画 |
---|
1 | 企業とは何か(会社の社会的役割、会社は法律上の「人」) | ||
---|---|---|---|
2 | 変わり続ける企業(企業の寿命、世の中が求めているもの) |
||
3 | 会社選びのポイント(CSR:企業の社会的責任、CSRの事例:ヤマト運輸、モスバーガー) |
||
4 | 株式会社の基礎知識(株、株主、配当、有限責任、上場、法人、所有と経営の分離) |
||
5 | 企業買収(東芝の美的集団への売却、パナソニックの海爾集団への売却) |
||
6 | 経営組織の基礎(日米の経営組織のちがい、ホールディングス:持株会社) |
||
7 | 日本的経営の基礎(終身雇用、年功序列、企業別労働組合) |
||
8 | 崩壊する日本的経営(給料、成果主義、非正規雇用、未婚率、少子化) |
||
9 | 日中経済史(日中平和友好条約、鄧小平の改革・開放路線、一国二制度) |
||
10 | 日本式決済と中国式決済(ICOCA、SUICA、支付宝、微信支付、ビッグデータ) |
||
11 | 雁行形態論(アジア経済、構造転換連鎖、一帯一路) |
||
12 | 現代経営の課題1(Business Process Outsourcing:BPO) |
||
13 | 現代経営の課題2(「分業」という古くて新しい課題、アウトソーシング) |
||
14 | 現代経営の課題3(日中から見た国際的BPO) |
||
15 | まとめ 経営学入門 |
注意事項等 | 編入学、大学院を希望する人は参考書を購入の上、復習してください。編入学、大学院を希望する人は、授業後、個別面談に来てください。毎回A4用紙のプリントを配布するので、ファイルを用意してください。 |
---|