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経営管理論Ⅰ - 講義詳細
| 学部学科 | 仏教学専攻 | ||
|---|---|---|---|
| 科目種別 | 専門教育科目 | ||
| 科目名 | 経営管理論Ⅰ | ||
| 担当教員 | 児玉 英明 | ||
| 単位 | 2 | ||
| 開講時期 | 春学期 | ||
| 成績評価の基準 | 授業期間中の小テスト・レポート 50％、定期試験 50％ | ||
| 教科書 | プリントを配布。 | ||
| 参考文献 | 土屋守章『現代経営学入門』新世社、1994年。 | ||
| 授業方法 | |||
| 授業概要 | 【授業概要】経営管理論Ⅰでは『現代経営学入門』の第１章「分業とその調整」、第２章「大量生産体制の盛衰」、第３章「転換期の企業経営」、第４章「企業戦略と経営組織」を学習します。かなりゆっくりしたペースで、教科書を学習していきます。経営管理論Ⅰと経営管理論Ⅱを合わせて履修すれば、編入試験や大学院試験で出題される経営学のテーマを、一通り、学習できます。 【到達目標】1．経営管理に関する基礎的なテーマや用語を説明することができる。2．経済・経営に関する新聞記事をひとりで調べ、レポートにまとめ、発表することができる。 | ||
|---|---|---|---|
| 授業計画01 | 授業計画 | ||
|---|---|---|---|
| 1 | 分業とその調整１ 「分業と意思決定」（アダム・スミス、国富論、二重の分業） | ||
|---|---|---|---|
| 2 | 分業とその調整２ 「分業の調整」（分業と意思決定、社会的分業の調整、「分業に基づく協業」の調整、経営組織の発生） | ||
| 3 | 分業とその調整３ 「調整のための情報活動」（企業間の分業から産業間の分業へ、分業から見た地場産業） | ||
| 4 | 分業とその調整４ 「ジャスト・イン・タイム」（工場内の調整、トヨタ生産方式、スピードの経済） | ||
| 5 | 分業とその調整５ 「物流機構の調整」（伝統的な物流機構、情報システムの活用） | ||
| 6 | 大量生産体制の盛衰１ 「大企業の生成」（アメリカで出現した大量生産方式、大量生産を促す条件、大企業出現の３つの道） | ||
| 7 | 大量生産体制の盛衰２ 「テイラーシステム１」（フレデリック・テイラー、科学的管理法、怠業の発生理由） | ||
| 8 | 大量生産体制の盛衰３ 「テイラーシステム２」（動作研究、時間研究、標準作業手順、標準作業量） | ||
| 9 | 大量生産体制の盛衰４ 「アメリカ的生産方式」（フォードシステム、垂直統合、移動式組立法、分業の徹底による副作用） | ||
| 10 | 大量生産体制の盛衰５ 「大量生産への動機付け１」（経営学の変遷、「作業現場の生産能率向上」に着目した経営学、「大量生産のもとで働く人々の動機付け」に着目した経営学） | ||
| 11 | 大量生産体制の盛衰６ 「大量生産への動機付け２」（ホーソン実験、人間関係学派、マクレガーのX理論・Y理論、ハーズバーグの二要因理論、QCサークル） | ||
| 12 | 転換期の企業経営１ 「既存産業の成熟とハイテクノロジー」（需要面から見た既存産業の成熟、供給面から見た既存産業の成熟：生産性のジレンマ、ウィリアム・アバナシー） | ||
| 13 | 転換期の企業経営２ 「経営戦略論の登場」 （企業戦略、事業別戦略、機能別戦略、社会的分業の選択） | ||
| 14 | 転換期の企業経営３ 「競争の戦略」（マイケル・ポーター、コストリーダーシップ、差別化戦略、焦点絞込み） | ||
| 15 | 企業戦略と経営組織１ 「組織は戦略に従う」（二重の分業、アルフレッド・チャンドラー、組織デザインの基本原理と決定要因） | ||
| 注意事項等 | 本授業は上級講座です。本授業を履修する学生は「経営学入門」「マーケティング入門」を履修済であることが望ましいです。編入学、大学院を希望する学生は「経営管理論Ⅰ」「経営管理論Ⅱ」を合わせて受講してください。大学院を希望する学生は土屋守章『現代経営学入門』を復習の際に活用してください。『現代経営学入門』を精読することで、大学院入試に必要な経営戦略、経営組織の範囲をカバーすることができます。大学院入試に関する個別相談は、随時、授業後に個別に受け付けます。 | ||
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