学部学科 | 仏教学専攻 | ||
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科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | 日本文化論演習 | ||
担当教員 | 江藤 高志 | ||
単位 | 1 | ||
開講時期 | 秋学期 | ||
成績評価の基準 | 試験・レポート 30%、提出物 50%、平常点 20% | ||
教科書 | 必要に応じてプリントを用意する。 | ||
参考文献 | 内容が多岐にわたるので、そのつど授業中に指示する。 | ||
授業方法 |
授業概要 | 日本の文化について語るうえで、書物(本)についての理解は欠かすことができない。長きにわたる人と書物とのつながりは、実に多彩な文化を育くんでいったのである。この授業では、最初にそうした文化の担い手としての書物のさまざまな面について学び、その後じっさいに本作りを体験することにより、各自の中でのしっかりとした書物文化の理解につなげていきたい。 |
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | オリエンテーション
文様とシルクロードⅠ
ギリシャから奈良へと続く長い旅 |
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2 | 文様とシルクロードⅡ
正倉院の天平文様に彩色する |
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3 | 映画を通して古代文化に親しむⅠ
高畑勲「かぐや姫の物語」を鑑賞(前半) |
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4 | 映画を通して古代文化に親しむⅡ
高畑勲「かぐや姫の物語」を鑑賞(後半) |
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5 | 『竹取物語』に見える日中文化交流 | ||
6 | 文字の歴史
ひらがなが生まれるまで |
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7 | 紙と書物の歴史 |
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8 | 詞華集(アンソロジー)の世界
『文選』から『古今和歌集』『和漢朗詠集』まで |
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9 | 詞華集(アンソロジー)の世界Ⅱ
詞華集(アンソロジー)を作る |
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10 | 詞華集(アンソロジー)の世界Ⅲ
前回の作業を続ける
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11 | 有職故実の世界
重ねの色目と服飾 |
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12 | 和本の歴史と和本作り(袋綴じ)Ⅰ
かつては最も一般的であった袋綴じの和本を制作する |
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13 | 和本の歴史と和本作り(袋綴じ)Ⅱ
前回の作業を続ける |
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14 | いろはカルタⅠ
伝統的な「いろはカルタ」は京都・大阪・江戸で内容に違いが見られる。それについて概説し、その後実際に制作する |
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15 | いろはカルタⅡ
前回の作業を続ける |
注意事項等 | 受講者には積極的な学ぶ姿勢を求めたい。また集中力を欠いたまま作業をすると思わぬケガにつながるので、その点も注意しておきたい。期末試験は、レポートになります。 |
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