学部学科 | 仏教保育専攻 | ||
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科目種別 | 基礎教育科目 | ||
科目名 | 人権・同和教育〈仏教保育専攻〉 | ||
担当教員 | 宗像 裕子 | ||
単位 | 2 | ||
開講時期 | 春学期 | ||
成績評価の基準 | 定期試験 40%、人権啓発作品20%、レポート課題20%、グループワープ発表 20% | ||
教科書 | 『わたしたちの生活と人権』 高井由起子編 2019年 教育情報出版 適宜プリント・資料を配布する。 | ||
参考文献 | 『〈子供〉の誕生:アンシャン・レジーム期の子供と家族生活』フイリップ・アリエス著 杉山光信・杉山恵美子訳 1980年 みすず書房 他、適宜、授業内で紹介する。 | ||
授業方法 |
授業概要 | [授業の目標]1.現代社会はグローバル化、地球規模の環境破壊、家族の少人数化・高齢化、情報化、また個人の信念や相互作用の変容など、変化・変動が極めて著しいものとなっている。このような中で、身近な人間関係から様々な差別の社会現象を広く考察し、保育者として、子どもの他者と共生する心を育む力を養う。 2.幼稚園・保育園・学校・地域社会などの社会での人間関係のあり方、いじめ・自殺・犯罪、セクシャルハラスメント、パワーハラスメントなどが起こる社会背景、流行やうわさが生み出される仕組み、序列が生み出される社会システム、ジェンダーの問題などを幅広く考察する。 3.時代背景や社会状況を踏まえて的確に行動できる保育を実践するため、子どもの権利条約を理解し、保護者や地域との協力に必要な人権にまつわる知識や人権感覚を身につける。 |
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | 世界人権宣言子どもの誕生(フィリップ・アリエス)、子どもの権利条約 | ||
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2 | 世界の子どもたち | ||
3 | 日本の差別史 ①(部落史・アイヌ史など)ー被差別部落の子どもたちー | ||
4 | 日本の差別史 ②(部落史・アイヌ史など)ー隣保館の発達・同和教育の発展ー | ||
5 | 乳幼児期のいじわる・子ども同士のいじめ ースクールカーストー | ||
6 | いじめを生み出す社会システム[レポート提出] |
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7 | 社会的排除と社会的包摂(共生社会を目指して) 仲間づくり |
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8 | 障がいをもつ子どもの人権 | ||
9 | 子どもの権利条約1 (グループワーク:情報収集) | ||
10 | 子どもの権利条約2 (グループワーク:ディスカッション) | ||
11 | 子どもの権利条約3 (グループワーク:視覚物・ポスター作成) | ||
12 | 子どもの権利条約4 (グループワーク:原稿作成、プレゼンテーション準備) | ||
13 | 子どもの権利条約5 (プレゼンテーション) [プレゼンテーション冊子・視覚物提出] |
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14 | 女性差別撤廃条約(国際比較) 世界にみる女児への暴力 |
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15 | 現代の諸人権状況と展望 保育現場や学校現場で起こるさまざまなハラスメント |
注意事項等 | 毎回、受講報告書を書くこと。グローバルな視点で積極的に自分の関心が持てるテーマを見つけて、理解を深めて欲しいと思います。作成したポスターは、長岡京市教育委員会主催の人権問題研究市民集会作品展に応募する予定です。 |
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