学部学科 | 仏教保育専攻 | ||
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科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | 保育内容・健康 | ||
担当教員 | 松岡 哲雄 | ||
単位 | 1 | ||
開講時期 | 春学期 | ||
成績評価の基準 | 授業参加態度 50% 小テストの評価 50% | ||
教科書 | 『保育内容・健康』 著者 松岡哲雄 青山社 2019 | ||
参考文献 | 『幼稚園教育要領解説』(文部科学省、フレーベル館、2018)『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』(内閣府・文部科学省・厚生労働省、フレーベル館、2018)『保育所保育指針解説』(厚生労働省、フレーベル館、2018) | ||
授業方法 |
授業概要 | (授業の概要) 乳幼児期における「健康」の位置づけと、幼稚園教育要領および保育所保育指針の領域「健康」のねらい及び内容とその指導の基本について理解する。また、乳幼児の遊び、生活をどのように整え、情報機器や様々な教材などを活用しつつ援助していけば良いかを具体的な事例や指導計画を通して考える。そして、それらを乳幼児の様々な発達の側面から理解することで、その時期における適切な関わりができるようになることを目指していく。 (テーマ) 幼児の発達や学びの過程を理解し、領域「健康」に関わる具体的な指導場面を想定した保育を構想する方法を身に付ける。 (到達目標) 1. 幼稚園教育要領における幼稚園教育の基本、各領域のねらい及び内容並びに全体構造を理解している。 2. 乳幼児の心身の発達、基本的生活習慣の形成について理解する。 3. 乳幼児教育の「遊び」・「運動」の基本的な捉え方を理解する。 4. 乳幼児の発達の特徴とその意味を踏まえ、ふさわしい運動遊び及び生活の指導、さらには教師の役割 について理解する。 5. 乳幼児の心や体を取り巻く社会的環境に関心を持ちその問題点、改善策の方法を考え理解する。 6. 模擬授業を通して展開方法の仕方を理解する。 ※授業評価においては、積極性に加え、挨拶・話を聞く姿勢など保育者としての姿勢に重きを置いた参加態度も評価していく。 |
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | オリエンテーション:「健康」という言葉をめぐって | ||
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2 | 領域「健康」について(幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領) | ||
3 | 乳幼児の運動の必要性(幼児期運動指針) | ||
4 | 乳幼児期の体の育ちと運動能力の発達(スキャモンの発育・発達曲線) | ||
5 | 乳幼児期の体の育ちと運動能力の発達(運動発達の順序・足形測定) | ||
6 | 乳幼児期の体の育ちと運動能力の発達(原始反射) | ||
7 | 乳幼児期の体の育ちと運動能力の発達(調整力・視覚機能について) 小テスト |
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8 | 模擬授業の指導案作成。保育の安全・衛生指導の在り方と安全管理(園生活での安全教育に関する指導) | ||
9 | 模擬授業の発表・振り返り。保育の安全・衛生指導の在り方と安全管理(園外での安全教育に関する指導) | ||
10 | 模擬授業の発表・振り返り。保育の安全・衛生指導の在り方と安全管理(病気について) | ||
11 | 模擬授業の発表・振り返り。保育の安全・衛生指導の在り方と安全管理(応急手当について) | ||
12 | 基本的生活習慣(食事・睡眠・排泄) | ||
13 | 基本的生活習慣(清潔・衣服の着脱) | ||
14 | 小学校教育との連携(保育所・幼稚園と小学校との連携) | ||
15 | 保育実践にむけて・まとめ 小テスト |
注意事項等 | アクティブラーニングを取り入れて行うので、積極的な受講姿勢を尊重する。 |
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