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生き方の哲学Ⅰ - 講義詳細

学部学科	仏教学専攻
科目種別	基礎教育科目
科目名	生き方の哲学Ⅰ
担当教員	加藤善朗
単位	2
開講時期	春学期
成績評価の基準	定期試験40％　授業内発表20％　授業内試験30％　授業内課題5％　発表の態度　学びへの積極性5％
教科書	若松英輔『生きる哲学』文藝春秋社
参考文献	田中正人『哲学用語図鑑』図説・標準『哲学史』
授業方法

授業概要	本学の建学の精神である「慈悲と智慧」とは、豊かな人間性と広い社会的視野を持つひとの養成である。つまり他者を思いやるマインドと確かなスキルをもったひとびとの養成が本学の使命である。この慈悲と智恵を学びのなかでつなげるために、この講義では、偉人や代表的思想家の著作を単に読むのではなく、「歩く」「彫る」「祈る」といったひとの行為を通じて、みずからの体験を考察し、対話を通じて考察を深めていくグループワークを行う。到達目標は、受講し、自らの課題に出会い、自分のことばで話し合いに参加して、対話の中からの学びをことばにすることができるようになることである。

授業計画01	授業計画

1	序章　生きる言葉と出会うということ
2	グループワーク　生きる言葉ことばとは何か？コミュニケーションとは何か？
3	第一章　歩く──須賀敦子の道
4	グループワーク　歩く歩くこと走ること　足の営み　旅と人生について考察する
5	第二章　彫る──舟越保武の「かたち」が照らす光
6	グループワーク　彫るかたちって何？手の営みとかたちについて考察する
7	第三章　祈る──原民喜の心願
8	グループワーク　祈る希望といのりの違い　願望と祈りの違い　祈りと生きるについて考察する
9	第四章　喪う──『論語』の哀しみ
10	グループワーク　喪う喪失の体験について考察する
11	第五章　聴く──志村ふくみと呼びかける色
12	グループワーク　聴く聴くと聴くよろこびについて　音楽とは何か考察する
13	第六章　見る──堀辰雄と風が告げる訪れ
14	グループワーク　見る見ると見るよろこびについて　視覚芸術のさまざまについて考察する
15	春学期まとめ

注意事項等	備考：この科目は実務経験のある教員等による授業科目である。

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