学部学科 | 仏教学専攻 | ||
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科目種別 | 専門教育科目 | ||
科目名 | 経営統計学基礎Ⅰ | ||
担当教員 | 山田 洋巳 | ||
単位 | 2 | ||
開講時期 | 春学期 | ||
成績評価の基準 | 受講態度,講義内の課題,定期試験による総合評価を行う. 受講態度及び演習課題:30%,定期試験:70% | ||
教科書 | 小島寛之「完全独習 統計学入門」ダイヤモンド社,2006年
その他,必要に応じて資料を配布します. | ||
参考文献 | 永野裕之「ふたたびの確率・統計[2]統計編」すばる舎,2019年
東京大学教養学部統計学教室 (編集)「統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)」東京大学出版会,1991年 | ||
授業方法 |
授業概要 | 授業概要:統計学の基礎を学ぶ講義です.統計学を理解できれば何が出来るか,何が分かるかについて学びます.
到達目標:統計学の基礎である「標準偏差」について理解し,正規分布,カイ二乗分布,t分布を利用した推測統計につながる基礎知識を身につける.
この講義は,ディプロマポリシーの「教育課程の目標を達成し,専門領域を体系的総合的に修学」の部分に対応している.
※ 学生の理解度や要望によりシラバス変更の可能性があります. |
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授業計画01 | 授業計画 |
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1 | イントロダクション(「統計学」を効率よく,1ステップずつ理解するために) | ||
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2 | 度数分布とヒストグラム
データの特徴を浮き彫りにする |
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3 | 平均値
平均値の役割と捉え方 |
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4 | 分散と標準偏差
データの散らばり具合を見積もる |
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5 | 標準偏差(S.D.)で評価する
そのデータは「月並み」か「特殊」か? |
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6 | 標準偏差(S.D.)は,株のリスクの指標(ボラティリティ)として活用できる | ||
7 | 標準偏差(S.D.)でハイリスク・ハイリターン(シャープレシオ)も理解できる | ||
8 | 正規分布
身長,コイン投げなどで見られる分布 |
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9 | 統計的推定
正規分布を利用する |
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10 | 仮説検定
1つのデータから母集団を推定する |
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11 | 区間推定
95パーセントに当たる信頼区間を探し出す |
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12 | 母集団と統計的推定
「部分」によって「全体」を推定する |
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13 | 母分散と母標準偏差
母集団のデータの散らばり具合を表す |
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14 | 標本平均
複数データの平均値は,1個のデータより母平均に近くなる |
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15 | まとめ
第02回~第14回の復習(ポイントの説明) |
注意事項等 | 予習: 各講義の教科書の該当ページを熟読し、分からない言葉の意味を調べておく(2時間程度) 復習: 講義ノートや配布資料を学習内容をまとめ,練習問題をもう一度解く.(2時間程度)
引き続き,「経営統計学基礎Ⅱ」を受講することが望ましい. |
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